クラスの10人以上の男女で野球拳ゲーム

閲覧数:427 ビュー 文字数:12045 いいね数:1 0件

小5の頃の話。

僕らのクラスでは、恋愛やエロがタブーだった。

カップルや、お調子者のエロキャラ君とかは、いなかった。

岐阜の田舎だからかもしれないが、恋愛やエロをカミングアウトする男子なんて、いなかった。

そもそも男子と女子の仲が悪かった。

ただ、男子のあいだでは、チンコネタなど、下品なものは許されていた。

…そんな小5の頃の話です。

僕は女子と特に対立していたし、かたくなに恋愛やエロも否定する、ムッツリだった。

学級委員長やスポーツマンはさわやかで、女子とも挨拶できていたが、僕は女子を泣かせたりして、嫌われていた。

ちびまる子ちゃんの『はまじ』のようなキャラだったと思う。

1人で廊下を歩いてると、第2図書室の中から知ってる人の声がしたような気がして、(なんだろう?)と思った。

第1図書室はたくさんの児童が来る図書室だが、第2図書室は本当に難しい分厚い辞典だけのつまらない部屋で、まるでゴーストタウンだった。

まじで辞書しか無く、本棚がやたら高く要塞のようで、常に暗く、入り口が1つしか無く、怖くて、年に1度も入らないような教室。

そこから、知っている人の声がしたような気がした…。

(おかしいな、誰かいるのか?)と思った。

…で、まぁ、恐る恐る覗いてみた。

本当に怖かったことを憶えている。

入り口の時点では巨大な本棚が邪魔で、教室の手前2割くらいしか見えない。

奥の8割は、中に踏み込まないと見えない。

といことで、1番奥の本棚のむこうを見るために、その手前のスペースまで進んだ。

1番奥と2番目に奥の間のね。

…女子が数人いるようだ…。

きゃっきゃ言ってる…。

とりあえずホラーではなくて…。

…心底怖かった僕はドキドキが治まった…?

と思ったのも一瞬だった。

(うわ!)

僕は、見た瞬間、一瞬で罪悪感に支配された。

僕は悪くないのに、見た瞬間、小学校生活そして次の中学校生活すべてが終わったかのように、なぜか絶望した。

1番奥の本棚のむこうには、11人(はっきりおぼえている)の女子がいた。

女子は、上半身がブラだったり、上半身は服着てるのに下半身はパンツだったり、とにかく下着姿だ。

まず(…もう終わった…)と思った。

僕のクラスでは、下品とかチンコとかは「あり」だったが、恋愛とかエロとかは完全に「なし」な風潮だった。

だからこの時点で、僕はものすごく悪いことをしている気分になった。

でも僕は、本棚の脇からその様子を覗き続けた。

エロい気分というより、音を立てるわけにはいかなかったから。

…で、だまって見ていると…。

どうやら“野球拳”をやっているようだ。

「アウト!セーフ!よよいのよい!」

というかけ声は無く、ただの

「じゃんけんポイ」

だが。

じゃんけんで負けた女子は、笑っていやがったりしながら、スカートを脱いだりしてきゃっきゃ言っていた。

でも関係ない話だが、クラスで“野球拳”を発明し、男子のあいだで流行らせたのは、僕だ。

“野球拳”という既成のものは、誰も知らなかったけど。

僕が発明したのは『じゃんちん』…。

既存の“野球拳”とたぶんまったく同じだと思うが、“野球拳”の存在を知らなかったので、僕の発明だと思っていた。

『じゃんちん』はアホ男子の間で大流行。

エロではなく、馬鹿で下品なゲームとして流行り、女子の大ひんしゅくを買っていた。

教室で堂々とチンコを露出するわけだから。

「最低」

「馬鹿」

「きたねー」…

と、ものすごい大ひんしゅくだったのだが…。

…で、いま僕の目の前で繰り広げられているのは、まさしく『じゃんちん』じゃないか!

(普段は「最低」とか言ってるくせに!自分たちだってやってるじゃないか!)

僕は心の中で糾弾した。

…黙ってその姿を数十分間、目に焼き付けた。

ウソでもネタでもなく、いまだに11人、はっきりおぼえている。

あやこ…超ノリノリ参加。

茶髪でパーマかけてて、かなりマセていて、可愛い。

金持ち、普段はおとなしい。

上 うすピンクと白のチェックのファーストブラ、リボンいっぱい、フリフリ付き。

下 うすピンクと白のチェックのパンツ、リボンいっぱい、フリフリ付き、上下おそろい。

さおり…超ノリノリ参加。

ボール付きゴムで高い位置を2つ結び。

うるさい、人前でよく歌う、小さい、可愛い。

上 すっぱだか……で、ダンスしてた、おっぱい丸見え、ぺったんこ。

下 普通の白いパンツ。バックプリントはサクランボ。

たかこ…超ノリノリ参加。

ポニーテール、スポーツ少女。

うるさい、目が細いが、可愛い。

上 白と紺のボーダーシャツ。

下 ブルマ。

ゆき …ノリノリ参加。

ポニーテール、背が高い。

↑たかこといつも一緒、スポーツ少女、おとなしい、可愛い。

上 みずいろでシンプルなファーストブラ、ブルーのふちどり。
下 普通のジーンズ。

みなこ…微妙ノリ参加。

ショートカットで少しクセ毛。

↑上記の4人に逆らえない系、好きな子その1、可愛い。

上 白いワンピースだが、おなかまでたくし上げ、しばってた。

下 白とイエローとオレンジのチェック、ものすごく子供っぽくて可愛い、ベストパンツ賞あげたい。

のりこ…微妙ノリ参加。

栗のようにまん丸ショートカットでわずかに茶髪、好きな子その2、可愛い。

上 白い上品な女の子っぽいシャツ。

下 ジーンズスカート、ひざくらい…、つまりまだセーフ。

あきほ…微妙ノリ参加。

ショートにカチューシャ、超アスリート少女。

エロっ気ないキャラ、さわやか、まあまあ。

上 ポロシャツだったと思う、普段ほとんどポロシャツ(いろんな色)だから。

下 白とピンクの細かいしましま。

ちえみ…いやいや参加(苦笑い)。

ショートカット、目がでかい、好きな子その3、可愛い。

上 白くて下着っぽいランニング(いまでいうキャミ)。

下 白いパンツに、黒いリボン、その白いパンツに、肌が透けていた…薄い、サイズ小さい、…可愛い…。

えり …いやいや参加(苦笑い)。

ストレートロングにカチューシャ、風紀委員タイプ、顔普通。

上 どんな服かはおぼえていないが、大丈夫、服着てた。

下 スカート、大丈夫、服着てた。

まゆみ…無表情参加。

茶髪、高い位置を2つ結び、仲良し組ではないのに参戦。

運動も勉強も得意、背高い、顔普通。

上 白くて下着っぽいランニング(いまでいうキャミ)だが、むねが大きい。大人みたい。

下 白いパンツだが、テニスのアンスコみたいにフリフリ付き、むね以外はスマート、脚が長い。

ゆかり…半泣き参加だが苦笑い。

ピンでコンパクトにまとめた黒髪、小さい、当時は普通だが、中学で可愛くなる。

上 すっぱだか、手でかたくなにガードしてた。

下 ブルマ。

以上11人。

いま小学校の卒業アルバム見ながら正確に書いたし、メンバーは間違いない。

上下の服装は、見つけた当初はもうちょっと着ていたが、なんやかんや脱いでの最後の結果だ。

服装の記述に関しては…昔のことなので思い込みもありうるが、じつはかなり自信がある。

9割以上合ってる。

だって僕は野球拳中、確実に30分以上はその様子を覗いていた。

そして、ひとりひとり何度も確認した。

(さおり…みなこ…ちえみ…あやこ…)…本当に、ひとりひとり、じっくり目に焼き付けた。

また、数時間後の話だが、帰宅後イラスト入りでメモったし、そのメモは中学高校でも何度も見た(いまは無い)。

だから、11人の女の子の状況や、パンツのデザインの正確さにも自信がある。

また、見ていたかった以上に、(逃げなきゃ!)と思っていたが、本当に怖かったので動けなかった。

最初は、いつかは発見される(女子が帰る時に必ず見つかる)場所にいたが、そのスペースにはたまたまいろいろな不要と思われる机や棚が積んであり、そこにじりじりと接近し、隠れた。

女子より先に帰るのは、本当に怖かった。

必ず見つかると思った。

だから、女子が先に帰っても、帰る女子に見つからない。

そして数分後にゆうゆうと出られる潜伏場所が欲しかった。

だから積んである机や棚の脇に隠れていた。

そこは図書室の中でも極端に暗く、物が密集していたので最適だった。

見つからずに済みそうだった…域を殺して、凝視した…。

気配は完全に消していた。

完璧だった。

でも、次の瞬間、恐ろしい発言を耳にした。

あやこ 「先生来るとやばいから、うちで続きしよっか!」」

「そーだね」 

「着よっか」

!!! なんだと??

!! 冗談じゃない!

のりこがまだノーダメージじゃないか!

うわばきと名札取っただけじゃないか!

みなこのオレンジのチェックのパンツはいまでいう萌え成分たっぷりで可愛く、めちゃめちゃ興奮したし、ちえみの黒リボンの白パンツはおそらく選択ミスで、明らかにサイズが小さく透けていて、ぷりぷりだった。

さおりにいたってはおっぱい丸出しで、パンツをたまにTバックにしぼったりして、歌って踊っていたし、あやこの、キャラそのまんまのピンクのブリッコブラ&パンツには、リボンやフリフリがいっぱいだよ。

ゆきのみずいろブラはスポーツブラだと思うがさわやかで、胸小さいからブカブカしてるのがエロくて、あきほは女子の中では僕と1番仲良くて、いつも男子みたいなのに、ピンクのしましまパンツだし、まゆみはとにかく胸が子供じゃなくて、谷間もあったし、アンスコ風パンツもものすごく萌えた。

で、なんで僕が好きなのりこの下着だけが見られないのか!?

そんなおかしなことがあるか??

僕は充分幸せなのに、納得がいかなかった。

もう、一生ぶんのエネルギーを使ってしまおうと思った。

覚悟を決めた!

「そろそろ服着よっか」とか言ってる11人の下着少女の前に、僕は飛び出した!

女子は、

「キャー!」

と言ったり、あぜんとしたり、笑ったり、物を投げたり、反応はまちまちだった。

僕はもちろんビビっていた。

恋愛やエロが許されない風潮で、しかも対立している女子たちの前に、飛び出したのだ…。

とんでもないことだ。

人生で、あれ以上ドキドキしたことは無い。

しかし、僕はふっきれていた。

【おめーらぁ、『じゃんちん』は俺が考えたんだよ! 勝手に使うな! 著作権だからな!】

あきほ 「・・・(ぽかーん)」。

あやこ 「キャー!(笑)エッチー! ヨシヒコの変態!あははは!」

「おめーらのほうが変態じゃねーか! エロス!エロス! 馬鹿じゃねーの? みんなに言おーっと!」

たかこ 「きゃははは! ヨシヒコエッチ! ヨシヒコエッチ!」

さおり (胸を隠さず突き出して)「はいおっぱい見てる! はいおっぱい見てる! エロー!」

「俺はエロじゃねーですー! おまえらだろ! 恥ずかしー! 恥ずかしー!」

みなこ 「…うわー、エッチだねー、ヘンターイ、ねー…」

のりこ 「ねー(笑)」

…その後も、口ゲンカは続いた。

長く続いた。

罵倒に罵倒を重ねたが、なぜか、徐々に穏やかな雰囲気になっていた。

さおり 「ねー誰がいちばん可愛い? まゆちゃんの胸おっきーの、見た?」

のりこ 「あたしスゴイでしょ! ほら! 服着てる! 2回しか負けてないよ」

…なにこの展開??

あやこ 「ヨシヒコもいまからうち来る?」

…だいぶ、ゴネた。

勇んで飛び出したのに、僕は

「やだよ。行かない」

と言い続けた。

前述したが、僕は特に女子にいやなことを言うキャラだったし、

「マジ女子死ね」

とかいつも言っていたし、ルックスもまったく格好良くなく、スポーツはできるが理屈っぽく、けっこう嫌われていたと思う。

その僕は、小中高いつでもそうだったが、かたくなに恋愛やエロを避けていた。

自信が無く、プライドが高いので。

また、僕自身、この時点で「射精」というものを知らなかった。

「オナニー」も「フェラ」も、何も。遅れていた。

僕が初めてオナニーしたのは高2で、初めてセックスしたのは23歳だ。

エロ単語も、高校で初めていろいろ知った。

セックスも、結婚した大人同士がああやってくっついて、2時間くらいじーっとしてると妊娠するのだと思ってたし、妊娠の目的以外でセックスすることがあるとは思っていなかった。

現在では小同士でセックスする子もいるだろうが(男子はヤリテーとか思ってるだろうし、女子も憧れてるだろう)。

僕は小学校当時、

「パンツ見たい」

とか

「おっぱい見たい」

とか

「おしり触りたい」

とか思ってるだけだったし、セックスしたいと考える時、それは将来好きな子と結婚してセックスしたいとか、発想がマジでその程度だった。

僕の知識の無さは極端かもしれないが、学校にカップルもいなかったし、学校全体がエロにうとかったことは確かで、保健体育のセックスの授業もかなりアバウトだった。

結婚してからするものだと、たぶんみんな植え付けられていた。

…僕は

「行かない」

と言い続けた。

ヨシヒコはエッチだなんて死んでも思われたくなかったし、女子の家にいくと男子にバカにされるはずだと思った。

…しかし…。

…いろいろあった…。

なんやかんやあった…。

みんなで歩き…結局、いま僕は、あやこの部屋にいる…。

男子1名、女子11名、第2図書室にいた者は、全員ここにいる…。

どうしようどうしよう…

それにしても広い部屋だ。

金持ちのあやこの部屋は15畳くらいある。

部屋全体がポップで、テレビも天体望遠鏡もある。

いかにも女の子の部屋。

なんか、むせて逃げ出してしまいたいくらいファンシー…。

居るだけで罪悪感。

…じ…尋問が始まる…。

僕のエロがあらわになって、小中でバカにされ続ける…。

終わった…。

「ヨシヒコ見てたんだぁ」

「見てねーし!てゆーか著作権!」

「何それ?」

「じゃんちんは俺らの発明だろ!」

「じゃんちん?」 

「じゃんけんして裸になってただろ!」

「じゃんちんじゃないもん!」 

「はぁー??」

「フルーツゲームだもん!」

「そうそう!フルーツ!」

「は?フルーツ?」

「女の子のゲームだもん!」

「パクリじゃねーか!」

「うちらのが先だもん!」

「ウソツケ!」

「先ですぅ」

「俺が先だろ!バカか」

「何時何分何秒ですかー?」

「殴るぞ!」

「でしょ?先とか関係ないじゃん?」

「でも、じゃんちんだろ??」

「フルーツゲームですー!」

「ねー!モモだもんねー!」

「イチゴだもんねー!」

「何それ?」

「あはは」

「さおりっ!行け!」

「えぇー(笑)」

「な、何?」

「さおり!」

さおり「だからぁ…」

さおりは、着ていたワンピースをばっと脱いだ。

その時点で、白パンツいちょになった。

「見てるー!」

「エロー!」

(僕は反論をやめ、黙った)

「きゃー!見てるじゃーん!」

(僕苦笑い)

「えっとぉ、まずー、これとこれがイチゴでーす!」

「きゃー!」

「イチゴでーす、きゃははは!」

「でぇ…」

…さおりはむこうを向いた。

さくらんぼのバックプリントが見える。

そのパンツを…ひざまで下ろした…。

「これがー、モモでーす!」

「モノでーす!」

「ねー(笑)」

「見てるし!」

「それでぇ…」

「…」

「…コモモ、ねー」

「……あとぉ、コモモがあるんだよねー!」

「コモモだよねー!」

「きゃー!」

…そう言ってさおりはパンツを戻した。

「ヨシヒコえろっ!」

「えろっえろっ」

「見てたー」

「見ーてーた!見ーてーた!」

「どうだった?」

「エロい?」

「こういうの嫌い?」

(僕は無言)

「ヨシヒコってさぁ…」

「……は?」

「好きな女子は?」

「いるのー?誰ー?」

「いないのー?」

「…ぁ、ぁぁ…」

「男子はさぁ、女子とかさぁ、気にならないの?」

「気にならないの?」

「…ぉ、ぉまぇらは?」

「…なるぅ」

「なるよねー」

「ねー」

「男もさぁ、りろん上、やっぱり…なる」

「ほらー、ねー」

「…エッチな気持ちは?」

「…ぃゃ」

「ゼロですかー?(笑)」

「ゼロ?」

「ゼロなの?」

…もぅ…そこで…笑えてきた…。

「ゼロじゃないよ! めちゃめちゃなる! …それを、がまんするのが男子なの!」

「あるって!」

「あるんだ!」

「きゃー!」

「えろー!」

「きゃー!」

「エッチぃ!」

「やったぁ!」

「ほらぁ!」

…で、ともかく、「じゃんちん」改め「フルーツゲーム」の第2ラウンド、12人バトルロイヤルが始まった…。

「フルーツゲーム」は、ルールもやはり、「じゃんちん」とは違った。

「じゃんちん」は参加者全員でジャンケンするが、「フルーツゲーム」は4人でジャンケンする。

全員が見てるなか、4人でじゃんけんし、負けた人が装備品を1点取り除く。

そして、次の4人を

「まゆちゃんー、あやぁ、さおぉ、えっと…ゆっきね!」

…と指名する。それがおもしろい!

あと、ブラは捨てるが、パンツは捨てない。

パンツ状態で負けた場合は…パンツをひざまで下げ、モモを見せるのだ。

そして、戻す。

親が入ってくる心配はしなかった…。

「おじゃまします」

の時点からいなかったし、あやこの部屋にはカギがある。

僕はもう…びっくりするくらい…完全にプライドを捨てた…。

完全に、ふっきれていた…僕は、エロかった。

ここからは、順番とかはよくわからないが、僕のなかではこうなってるから、細かいことは気にしないでほしい。

やったことは、だいたい、9割以上、合ってるから。

…まずは、クセ毛ショートのみなこを集中攻撃。

「ヨシヒコ、みなこ好きなんだぁ」

と言われても気にしない。

白とイエローとオレンジのチェックの、胸がきゅんとしてしまうキュートなパンツを、至近距離で見たい!

僕はとっくにトランクスいっちょで、しばしばカチコチの「バナナ」を見せていたが、バナナなんて全然恥ずかしくない。

指名され、負けるたびに、みなこを指名した。

靴下や名札を除去する時間が、とんでもなく長い。

次でブラかパンツを拝める、ってとこまでたどり着くのにかなりの時間がかかったが、ようやく小物を全部取り払った。

みなこは、白いワンピースになった。

そこから女子も集中攻撃に協力し…勝利。

…図書室で見たように、ワンピのすそをたくし上げ、パンツを出し、おなかでしばった。

ワンピ者への措置である。

…また勝利…みなこのファーストブラは、パンツと同じオレンジのチェックだった…。

そこでなぜか、みなこへの攻撃をやめる空気になった。

僕も(あとでゆっくり)と思いながら、次のターゲットを…。

…目がでかいショートのちえみは、やはり黒リボンの白パンツ、小さくてピチピチだった。

お尻のわれめが透けていた。

白くて下着っぽいランニングの下には…なんと…いきなり「イチゴ」が2コあった…ノーブラ…。

…2つ結びで目立ちたがり屋のさおりは、もうとっくに白パンいっちょで、「イチゴ」も「モモ」も目に焼き付いてる…。

…うるさいポニーテールのたかこのボーダーシャツとブルマの下は…キリンさんの絵のパンツと…。

…タオル素材のふわふわしたクリーム色のスポーツブラ…。

…胸大きいまゆみのランニングの下は、11人中唯一ホックのある、白いブラだった…。

大人サイズのおっぱいは…スゴイ!

…風紀委員タイプのえりも下着姿になった。

初めてえりを(いいな)と思った…。

グレーのタオル素材の上下セット…。

…泣いていたゆかりは、ブルマの下に何もはいていなかった…。

今回は、泣いてはいなかったけど、顔真っ赤だ…。

…長身でポニーテールのゆきのジーンズの下は、みずいろ×ブルーの、ブラと同じパンツ…。

ジーンズ脱ぐ時、お尻が見えた…。

…茶髪のあやこは、またピンクリボンフリフリ下着になった…。

しかし今回は、下のみである…手で隠してる…。

…結構仲良いスポーツ少女あきほも下着風ランニングだった。

レースが付いている。

12人中最も、いっぱいいっぱいな顔…。

…ランニングは脱ぎ渋ったので、僕が脱がせた…。

おとなしかった…。

「イチゴだ!」と言っても、「…ぅん」とか言ってた…。

…順番はわからないが、栗みたいな茶髪ののりこも、下着に王手である。

図書室では下着を見ることはできなかった…が、今回は時間がたっぷりあったので、あえて狙わず、楽しみにしたことをおぼえている。

…白い上品な女の子っぽいシャツ、えりがあって、ボタンがある、ブルーの花がひかえめに縫われた、清楚なシャツ…。

…負けたのりこは、照れ笑いしながら、きゃっきゃ言ってシャツのボタンを外した。

…あらわれたのは、白いブラ。

白い、とても小さな花が、ドットのように規則的に、ぷち、ぷちとある。

シャツのイメージに近い…。

…次にジーンズスカートの腰のボタンを外そうとしたが、僕は 

「まず、めくって!」

と言った。

「うわっえろー」 

「やだー」

「いいじゃんもう!」

「のりこ、やだ?」

「え、いいよ(笑)」

「じゃあめくって!」

「めくるよー」

「ちょ待って、そうだ!」

「何?」

「ヨシヒコがめくれば?」

「えー?」

「それいい!」

「のりこ!」

「ぅんいいよ…はい!いいよ!」

「待って!」

「ヨシヒコ、やなの?」

「ここに、馬になって?」

「なにそれー!」

「エッチじゃん」

「いいの!今日はいいの!」

「きゃははなんだそれ!」

「今日はいいじゃんもう!」

…のりこは、よつんばいになった。

僕はお尻の後ろに正座し、硬いジーンズのスカートを、ぐっぐっ、ととめくり始めた…。

…のりこのジーンズスカートをめくると…白…。

やはりな…小さな花ぷちぷちのやつだ…。

…と思ったら、シンプルな白パンツで、バックプリントにみずいろのクマさんとアルファベット…ポップなイラストだった…。

10センチくらいの至近距離で、そのクマさんと僕は対峙した…!

………もうだめだ…。

………もうだめだ…。

僕は壊れた!

ジーンズをめくった勢いで、そのままパンツを脱がせた。

ぷりんっと、お尻が出た。

と同時にのりこは

「きゃー!」

とパンツを戻す。

僕は脱がす。

「やっだ!」

とパンツを戻す。

僕は脱がす。

力ずくで、ひざまで脱がすことに成功。

と同時に、さおり、あやこ、たかこが僕を

「やめろー(笑)」

「ヘンタイ!」

「きゃははっやめろー!」

と押さえにかかった。

ある女の子はブラとパンツ姿。

ある女の子はパンツいっちょでおっぱい丸出し。

僕はトランクスいっちょ。

「ヘンタイだぁ(笑)たおせ!」

「おりゃ(笑)」

と言いながら、僕とのりこ、さおり、あやこ、たかこはもみくちゃに。

僕は力が強いほうだったので、けっこう動けた。

3人に抱きつかれながらも、周りにいた、みなこのブラをめくったり、えりに抱きついたり、ゆきのパンツを引っぱったり、とにかく12人全員が参加できるようなもみくちゃ状態を作った。

しばらくの大騒ぎの後は、よりエッチなゲームを楽しんだ。

全員パンツいっちょで。本当に、人生で最高のパラダイスだった。

僕は、とにかくわがまま言い放題だったし、でもけっこうみんな、

「はいはい(笑)」

と、楽しくエッチなことをした。

あやこのタンスには、かなりの数量のブラとパンツがあった。

レース、バックプリント、リボン、しましま、チェック、テディベア、うさぎ…(こんなにあるんだ)と驚いた。

それを12人で試着ごっこした。

僕も、あのピンクフルフリパンツをはいた。

そのうち全員で服や下着を貸し借りしまくり、みなこの白ワンピを着たのりこを脱がせたら、ちえみのミニパンツが出てきたり、

「♪ちゃららららら~」

とショーをやったり、あげくのはてには、3、4コ下のあやこの妹の下着まで混ぜた。

はいては脱がせ、脱いでは交換し、それはそれは…幸せだった…。

また、フルーツバスケットで負けた人の「フルーツ」を、みんなでチュウチュウ食べるというゲームもやった。

ひとりの女子を、他の11人でチュウチュウしたりした。

信じられないくらいムチャクチャだった。

僕は、全員の「モモ」や「イチゴ」を試食した。

まゆみのおっぱいは、吸い続けてなかなか離さなかった。

やわこかった。

保健体育の教科書とちがい、「コモモ」にはわれめがあった。

僕のなかに、パンツ・お尻・胸はエッチだが、女子の“前”には何も無いからエッチではないという思い込みが合ったので、コモモでこんなにエロい気分と背徳感に襲われるのはなぜだろう?)という疑問がつきまとった。

“前”もエッチなんだ。

でもセックスや射精の話は出なかった。

エッチなことをしているが、その先にセックスできるがあるなんて知らなかったので、僕はただひたすら、満たされないまま、おっぱいに吸い付いたり、パンツを脱がせたりして、遊んでいた。

女子もセックスは妊娠のためだと信じていたと思われ、女子からも

「セックスしてみる?」

「出してみて」

という話は出なかった。

で、夜中に解散。

当然みんな怒られただろう。

僕も怒られた。

そして、親が寝た後、学習デスクのカギ付引き出しに、あやことその妹のパンツ数枚をこそこそと隠した…。

おわり。

追伸
このパーティーは、5・6年生の間、なと何回か行われたが、当然といえば当然、中学入学と同時に消滅した。

以来、中高大と1度だって告白されたことも、したことも無い。

ずーっと童貞だった。

で、23歳で初めて彼女ができ、初めてセックスした。

相手は、ちえみ。

ピチピチの白パンツが透けていた、あのちえみである。

彼女とこのパーティーの話になっても、僕は

「あんまりおぼえてないなぁ」

と言う。

僕たちはいま25歳。

ちえみはシルクの黒パンツとか、ワイヤー入りブラとか付けてるけど、あやこ姉妹のパンツとファーストブラを付けて、もう一回ピチピチお尻を見せてほしい…などと言えるわけがない。

まぁ、ネタだと思ってください。

初めてこの話を文章にしたよ。

下着フェチ体験談投稿募集中

当サイトでは皆さまからのリアルな下着フェチ体験談を募集しています。汚れ、染みつきパンツが好きでたまらない下着フェチの皆さんのマニアックなエッチ体験談をお寄せ下さい!
投稿する